花粉症には昔からよく効くと言われている食べ物があります。花粉症のさまざまなツライ症状を楽にしてくれる食べ物は、その効果を裏付けする成分が多く含まれていて、化学的な研究が進んでいます。
花粉症に効くと言われている食べ物がいくつかあります。花粉症の症状が辛い時には、そうした症状を少しでも和らげてくれるのであれば、とりあえず色々と試してみたくなるものです。ここでは花粉症に効く食べ物として、シソを紹介します。シソの葉に含まれているポリフェノールの中に、<ロズマリン酸>というものがあります。このロズマリン酸は、炎症を和らげる作用があると言われており、花粉症で傷んだところに効くとされています。一時期テレビなどで、花粉症に効くシソジュースなどが話題になったことをご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。食べ物による花粉症対策は食べ物が体に吸収されて、効果を発揮するまでに時間がかかるため、なかなか長続きしないようですが、花粉症の症状が緩和するのであれば、ちょっと根気を出して続けたいところです。
実際の使い方ですが、花粉症の時には、シソの葉を1日14mg、シソの葉約6枚〜10枚ていどを食べるか、ジュースにして飲むと良いと言われています。シソには青じそと赤じそがありますが、赤じその方がポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれていて、さらに青じそに比べて炎症に効くというロズマリン酸自体も多く含まれているそうです。
花粉症に効くとされる食べ物はいくつかありますが、ここではその中の一つ、玉ねぎの効果を紹介します。
花粉症はアレルギー症の一つで、人間の体の中にある免疫系という仕組みが働くことで起こります。免疫系というのは本来、人間の体の中に入ろうとする異物を排除しようとする仕組みです。つまり、身体の防衛隊ということです。しかし、免疫系は、時に過剰に反応することがあり、それが、花粉症の症状である止まらないくしゃみや涙、鼻水といった症状として出てきます。
さて、そうした花粉症の症状を抑えるためには、二つの方法があります。一つは、免疫系が働かないように、刺激を避けること。つまり、花粉を吸い込まないことです。もう一つは、免疫系が過剰反応しないように、免疫力を上げることで、ちょっとくらいの花粉では過剰反応しないようになることです。これは、耐性をつけるということですね。玉ねぎは、この後者の免疫力をつけるという点で効果を発揮します。花粉症の原因である花粉の通り道になる肺と気道をきれいにしてくれます。また、花粉症で起こる喉や鼻の炎症を抑制し、鎮静作用によって痛みを和らげてくれます。花粉症で苦しんでいるのであれば、ぜひ、日々の食事に玉ねぎを使ってみましょう。
花粉症になって辛いのは、鼻づまりです。花粉症の鼻づまりに効く薬もありますが、鼻炎薬の多くは眠気を誘うものが多く、頭がぼーっとしてしまうので、つい使うのを躊躇ってしまいます。そこで、花粉症の鼻づまり対策に効く、民間療法を一つご紹介します。
花粉症で鼻づまりがひどくなった時には、大根おろしを作り、その汁を脱脂綿につけて鼻に詰めると良いと言われています。大根おろしの汁を2〜3回鼻につければ、鼻の通りが良くなります。
昔は花粉症の薬などはなく、鼻炎で鼻づまりがひどいときなどには、こうした生活の知恵で対処していたのでしょうか。風邪の時に、喉にネギを巻くといった方法に近いものがありますね。
花粉症になっている人は昔に比べて今の方がずっと多いようですが、昔も免疫力の弱かった人や、杉の多い地域に住んでいる人などは花粉症になっていたのでしょうか。
医療の研究や、医薬品の研究によって、昔から伝わる民間療法にきちんとした科学的な根拠が与えられてきており、大根おろしの汁で鼻づまりが解消するというのも、大根おろしに含まれる成分がちゃんと作用していることが分かっています。
花粉症だけでなく、鼻炎がひどい時にも効くそうなので、薬を使いたくないときなどに試してみてください。